この丸メガネはミュージシャンなの?

音楽ブログを早々に諦め、ゆるめのサブカルブログへ男は舵をきった

薄毛用のブログじゃないのに

群がる薄毛の精たち。一体どこからこうなった?

半分は趣味、もう半分も趣味。そんな向上心ゼロの意識で始めたこの音楽ブログ。 それでも誰かの役にちょっとだけでも立てば良いなとは2%くらいは思っている。

もともと想定していた役の立ち方だが、それはおれ同様なレベル感の、音楽ビギナー達の技術向上に少しでもつながればといいなと考えていた。 いや考えている。 気をぬくとすぐ言葉が過去形になって本心がバレる。文は人なりとはよく言ったものだ。

自分でやり出して思ったが、音楽は先の道筋を照らしてくれる先駆者がいないと、そもそものスタートラインにつけないというか、何からどう手をつけたら良いかわからない。 ロックだろうがヒップホップだろうが、意外と簡単に自分にもできるように見えて、実はめちゃめちゃハードルが高い。 ハードルが高いというか、やりたいことをやるために事前に知っていなきゃいけない情報やテクニックがめちゃくちゃ多い。

iPhoneMacを買うとデフォルトで入っているAppleGarageBandというDTMアプリ。 これを試しに使ってみたという知人は意外と周りに多い。 だが、これを使い続けたという人をおれはまだ知らない。 まあ類は友を呼ぶという言葉通り、おれ同様に忍耐力と継続力のない人間ばかりが周りにいるから当然ではある。

おれの後輩のメガネも「なんかEDMを作ってやろうって思って開いたんですけど、音の出し方がそもそもわからないし、ノリノリで首を振りながらアプリ削除してやりましたよ」と攻めの姿勢の完敗宣言を放っていた。

まだブログを振り返って語るほどの量も書いていないし、メインテーマである音楽のスキル面に絞っていえば、ギターのパワーコードについて、ちょろっと触れたぐらいしかない。

思いのほかブロッグの更新ってできないもんだな。と思っている。 もっとあけすけに言えば、思いのほかブログって面倒くせえんだな。と思っている。

そろそろブログ閉鎖も時間の問題だな、と思い始めているおれもいる。

だが先ほど読んだスラムダンク安西先生はこう言っていた。 「試合終了だよ」と。

切り取る位置を間違えた。

「諦めたらそこで試合終了だよ」と。

しかし惰性で漫画を開いた人間を毎度泣かしてくるスラムダンクは本当にすげえと毎回思う。

とにかくおれは、安西先生に励まされる形で、もうちょっとブログを続けてみようかと思った。 で、先ほどモチベーションをちょっとでもあげるかと思って、このブログに訪れるアクセスを見てみた。

薄毛に侵食されし我が楽園

IT業界でサチコと呼ばれるサーチコンソールでアクセスを調べて、おれは驚いた。

おれのブログをなんのワードで見つけ訪れているかというと、それは「ロック」でも「パンク」でも「エレキギター」でもなく、「薄毛 豆乳」だったのだ。

衝撃だ。

硬派なロック野郎どもの集いの場として設けたこの楽園は、薄毛に悩む男たちで侵食されていたのだ。

もちろんこれには理由がある。 以前におれが書いた「薄毛に悩むロッカーは豆乳を飲め」というページのせいだ。

そう、たしかにおれは(おそらく)豆乳を起因として、フサフサな髪の毛を手に入れた。 ただ、声を大にして言いたいのは、このブログは発毛目的のブログではないということだ。

いやおれもわかる。 薄毛の悩みはおれもわかる。

ただ藁にもすがりたい気持ちで検索をかけて、たどり着いた先がこのブログというのは、お互いにとって不幸な出会いとしか言いようがない。

アートネイチャーかと思ってドア開けたら、ライブスタジオだった。 まさにこの状態だ。

今の例えは、我ながらちょっとうまいと思ってしまった。 まあとにかく、そんな招かざる客を招いてしまうのも、おれのブログがぶれぶれのせいだ。

ただ現状、音楽ブログではなく、育毛・発毛ブログとして認知されているのも事実だ。

なので、今後はちょくちょくブログに育毛・発毛情報を挟んでいこうと思う。

ここを訪れた薄毛の方が、ロックも好きになりますように。

マッサージは欠かすなよ

というわけで、まずは基本中の基本だが、マッサージを欠かすな。 畑で言えば耕す作業だ。

薄毛の人の特徴は頭皮がまず物語る。 皮膚が薄くて固いのだ。

かつて若かりし頃、初めて付き合った彼女の体のパーツの中で、触れて衝撃を覚えた部位がある。 それはアソコでもソコでももちろんアンナトコでもなく、頭皮だ。 その彼女はきれいで潤沢な髪の毛の持ち主だった。

『ねえ頭なでて』と、他人のカップルであったら反吐が出そうなセリフにおれは幸せいっぱいでうなづいた。 そして生まれて初めて人の頭に触れて、おれは衝撃を受けた。

「おれのと全然ちがう!!」

その頭皮は肉厚で柔らかく、髪の毛を稲とするなら、ズッポリ深々と泥に埋まり、台風がきてもビクともしないような安定感を感じた。 おれは反射的に自分の頭皮を触ってみた。 「ほぼ頭蓋骨だ!!」 そう、おれの頭皮は非常に薄く、骨の上にクレープをのせましたくらいのあまりに頼りないペラペラ感だった。

「ちょっと揉んでもいいかな?」 そう聞くやいなや、おれは彼女のを全力で揉んだ。ああ揉んださ。 頭皮を

その柔軟性たるや、まるでカナダグースのダウンをパンパンに詰め込んだ高級ダウンジャケットのようだった。 対しておれの頭皮の硬さときたら、ひからびた雑巾のようだった。

おれは生まれ持っての才能という残酷な現実に、涙を流しながら自分の頭皮を揉んで帰路についた。

そして自ら揉んで揉んで、わかったことがある。

頭皮はマッサージで柔らかくなる

そう、頭皮の厚みを増すことはもちろんできない。 しかし、マッサージをすることで頭皮は柔らかくなり、血流が巡りだし、結果的に毛根は太く健康になり、抜けなくなる。

これは少なくとも、頭皮の才能の差に愕然としたままで、そこからなにも行動しなかったらわからなかったものだ。

「ムダなあがきが、ムダかどうかなんて、あがいてからじゃなきゃわかんねえよ」

これはおれの友人でサラリーマンにして哲学者のATSUSHIの名言だ。

なあ、人生精一杯全力であがいてやろうぜ、みんな。


次は絶対、音楽の話がしたい。