この丸メガネはミュージシャンなの?

音楽ブログを早々に諦め、ゆるめのサブカルブログへ男は舵をきった

ロジックプロという名のロジカルでもなければプロでなくても使えるDTMソフトについて

シールの貼られたマックブック

おれのmacbook

 

おれとDTMソフト・Logic proとの出会い

もうけっこう長いこと使ってるパソコン・MacBookAir

なかなか愛着もあるし、そもそもメインのDTMソフトが最近もっぱらAppleのLogic pro(ロジックプロ)なので、もう離れるわけにもいかなくなっている。

このDTMソフトと出会えて良かった。
出会えなければDTMをとっくにやめていてもおかしくないくらい相棒化している。

Logic proはおれにとってまじで使いやすい。
もともとCubaseユーザーだったが、これは乗り換えてよかった。

Cubaseを使い始めたきっかけは、なんか有名ゲームの音楽とかを作っている先輩DTMerの方に「すごく直感的に使えるよ」と言われたのを真に受けてだ。

買って使って三日目くらいに思った。
「1ミリも直感が働かねえ

 
人の言う直感とは、文字通りとても感覚的な言葉なので、誰にでも同じ感覚が持てるはずがない。
そんな簡単なことに買った後に気づいたのは痛恨だった。
せめて体験版で敗北しとけば良かった。

そんな失意の中で、おれはAppleの作ったフリーのDTMソフトGarageBandに出会った。

ーー衝撃だった。

「これだよ、直感的な操作性っていうのはよ」

Cubaseを教えてくれた優しい先輩の鼻先に突き出して、叫び出したいくらいおれは興奮した。


そういえば誰かと何かを話しているときに、ちょっと話題に出た記憶があるのだが「Apple製品は説明書がなくても感覚的に操作できるように、例えば江戸時代の人がiPhoneを持ってもなんとなく使えるくらい、直感性を考慮されまくっている」とのこと。
うろ覚えにもほどがあるが、とりあえず言っていた気がする。誰かが。

とにかくそれを聞いて以来、『うちのおいっ子(5歳)がもうiPhone使えるんだよねー』みたいな話を聞いても驚かなくなったし、むしろ「ガラケーが使えて一人前だ、甘やかすなカスが」みたいなおかしな基準値ができあがったりもしたのだが、それはまあ余談だ。

とにかく異常なクオリティのフリーDTMソフト、GarageBandの操作性に衝撃を受けたのだ。
それを会社の喫煙室で、会社の後輩にして週末は六本木の美人DJとしてならしている素敵女子に言ってみたのだ。

「え、ガレバンの良さわかりました!? じゃあ次はロジック買った方がいいですよ!」
その子は間髪いれずにそう言い放ち、「私もロジック使ってるんで」と光り輝く様な笑顔でニッコリした。

「買うわ!」
思わずそう即答したおれだったが、その時はロジックがいくらなのか、そもそもロジックがなんなのかも知らないままだった。

ただ、この子と共通点ができる。その一点で買うと言ってしまったのだ。
保険とフトンのセールスには今後気をつけようと思う。

まあそんないきさつがあり、おれはGarageBandの上位版のDTMソフトである、Logic proと運命的に出会ったのだ。

Logic proをおすすめするこれだけの理由

Logic proについて褒めたい点はいくらでもあるが、
まずGarageBandの操作性そのままのイージーなUIが素晴らしい。

おれのような仔羊ロッカーでも「なんとなくこれかな」という感じでクリックしていれば大体合っているというツーカーの操作性だ。
で、ありながらビリー・アイリッシュの兄貴がロジックを愛用していることでもわかる通り、初心者のみならずプロのクオリティまで耐えられる性能ときている。

あと、Cubaseと比べてネットでアドバイスしてくれる輩たちがソフトで優しい気がする。
これはおれの被害妄想と偏見が混ざっている気がするが、なんかCubaseの先輩たちってプライド高めでロジカルというか、
「え、そっからなの?」みたいな斜に構えた音楽理論をみんな持っていてドライというか、
その割には情報を事細かに教えてきてくれるんだけど、逆にそれがおれにはうざいっていうか、
とにかくそんな軽くネガティブな印象を抱いている。

その点、Logic proはロジックという名とは裏腹のフィーリング重視の操作性のせいか、なんていうか「かっこよければいいじゃん」みたいな感覚的な先輩が多い気がするのだ。
こういう先輩は面倒見はよくないけど、えてして細かいことを気にせず重要ポイントだけを端的に教えてくれるので、関係性を気にせず楽でいい。

ちなみにFL Studioユーザーはクラブの遊び上手の先輩ってイメージでCubase先輩よりは好ましいけど、やばいクスリをいつか勧められそう。
Ableton Live先輩と校舎裏でパー券さばいてたよみたいな、そんなイメージがある。

Studio One先輩は、最初地味目でいいなと思ったけど、実はCubase先輩の従兄弟でしたみたいな、血統からくる人間性への不安みたいのを感じちゃう。

ここまで書いてて思ったけど、これはほぼ偏見だ。
反省しよう。しました。

Logic proのおすすめポイントの続き


デフォルトでついてくるエフェクトプラグイン音源素材の豊富さも他のDTMソフトにはない魅力だ。

特に音源素材なんて、適当に繋げるだけで格好いいっすみたいな優秀な素材がこれでもかと入っている。
すんげえ野太い声の、実際に会ったら絶対オファーなんてかけられなさそうな、ギャングスタ系ラッパーの声とかもいっぱい入っている。

さらにDrumerとかいう機能では、おれのバックで叩かせるのがしのびないくらいスキルを持ったお兄さんやおっさんが頼もしく構えていて、ドラッグ&ドロップで超絶に格好いい太鼓を叩いてくれる。音も生ドラム顔負けだ。

そいでこれが最大のポイントなのだが、何よりソフトの価格がすごく安い
たとえばフル装備のCubaseなんかと比べると5万以上安いんじゃないだろうか。

パソコンがMacでないと使えないというウィークポイントは残るが、これを期にMacを選べばいいじゃないかと思う。
Macは高いイメージがあるが、スペックを考えると実はそうでもない。
WindowsだってDAWの制作環境に耐えうるスペックを求めたら、あっという間にMacBook airくらいの額はいく。

DTMありきでパソコンを買うのを検討している人は、ソフトの差額も考えるとMacは良い選択肢だと思う。

あとこれは完全におれの持論なのだが、Macでしか動かないソフトを持つことにより、Macを持つ理由ができるのだ。

ちょっと何を言ってるのか自分でもわからない
なので、自分に向けての意味も込めて補足というか、具体的に説明してみる。

Macは特にMacでなくてもいいユーザーも使いたくなってしまう引力があるので、そこら中のスタバでみるが、実際のところマシンがMacでなきゃいけない連中はいない。
私にはそれがなんだか格好悪く思える。
彼が持っているのはMacBookではなくアクセサリーである。
しかしLogic proを使うことにより、私たちはその状態から脱することができる。


とまあこういう理由だ。
翻訳ソフトかと思うくらいひどい日本語だ。

さて寝よう。