この丸メガネはミュージシャンなの?

音楽ブログを早々に諦め、ゆるめのサブカルブログへ男は舵をきった

頭は良いんだから真面目に生きろとラッパーに言いたくなるほどリリックを書くのは大変だと僕は思った

ピエロザマッドマンのジャケット

 

このブログへの流入のほとんどはジーンズかマンガに関係するワードの検索からとなっており、つまり多くの方にとって私はデニム好きでマンガ好きのメガネとなっているのだが、実は音楽制作も大好きなメガネである。

その音楽メガネが新しく曲を出した。
最近は人の曲をちょこちょこミックスして小銭を得ていたので自分で出すのは久々だ。

今回はその制作過程の中でも、リリックを書くのに費やした努力をほめておくれよという話だ。

ピエロが主人公の曲を出したんだなあ

リリースした曲はポップで素敵なミクスチャーロックだ。主人公はピエロだ。
おれの曲を聴いたことのある希有な人たちは「またか」となる。
おれの曲にはピエロがよく出てくる。下の曲とかもそうだが特に最近は顕著だ。

 

linkco.re

前はそうでもなかった。以前の頻出キャラはブタだった。ブタはパンク野郎の相棒だからだ。
困ったらブタ。迷ったらブタ。叫んではブタ。時にしっとりとブタ。と節操なくオンパレードだ。
で時は経ち、ブタの憑きものが落ちた私の脳内に、いつしかピエロが台頭していた。
ピエロは笑いと悲しみの象徴であり無性に好きなのである。

ラッパーは不良なのに頭がいいんだなあ

リリックを綴るのは、やってみると楽しいけどめちゃ疲れる作業だ。

特におれは悲惨な生い立ちもトライブ同士の抗争にも縁のない会社員なので、まず書くべきテーマがなかなか定まらない。

定まったら定まったで、今度はテクニカルに韻を踏みたくなるので、また時間がかかる。

意味を保ちつつ、韻を踏みつつ、途中で飽きつつ、おれのトラックほぼロックだし押韻必須じゃないよねと逃げつつ、ゼーハーゼーハー完成させるのだ。

なぜヒップホップ 界隈のギャング共は、こんな高度なパズル的頭脳作業をいとも簡単にやってのけるのか。
ちゃんと勉強して良い学校いって就職してから家族に感謝を捧げろよと常に思う。

「営業先で下げた頭、ようやく掴んだ受注だったな、両親まってる地元埼玉、お盆に帰るよそれじゃまたな アーイ」

そりゃ埼玉の母ちゃんも嬉し泣くよ。

まあ今のはぜんぶ脱線で、今回の曲、自分史上最高に苦労したので、その苦心の結果の公開だ。

今回はがんばったんだなあ

linkco.re

【Pierrot the Madman】

Lylic:
アンコール
の幕があがり
フルコースのショーが終わり
歓声に応えてバイバイ
楽屋のピエロの退廃感 
手に改造ガン ぱんって銃声が
割れたミラー いかれた未来 壊れた肢体

アルコール あふれるトラッシュ
水流vanish あのコの腐臭
自分じゃない血を新聞で払拭
ギターフレット 染まったRed ベッドDead
その目はまるでクロックワークオレンジ


ショータイム!

爆笑さそうスラップスティック 
感情かくし舞台スマイル
ライトを浴びて 必死に踊る
ダンス!ダンス!ダンス!ダンス!

願いは平和 Forever
でも溢れた Anger 枯れた Flower
首吊り ギロチン 毒薬 電気椅子
大衆の大喝采


=========


ゼロ年代製 シンセの雨の音
彼女はいかれて濡れて抱かれて 
知らない匂いの毛布に入って
かすれる言葉が動悸と混ざって
震えるキスして動機に変わって
触れる とろける 忘れるモラル 乱れるベッド

クレイジーなネオン 原色の世界 
ノイジー雑踏 正気じゃいれない
真夜中アパート 歪んだベルの音 あの娘の本音
凶暴行動衝動
包装破れたコンドーム
前頭葉 感情をスクラッチ

やっちまえってフロアが湧いて 
血走る目で拳あげて雄叫びあげて 
錠剤3錠 飛び散る閃光
真夜中絶叫 DASH to 奪取 破れたシーツ
無慈悲な殺意でほとんどアパシー
無味無臭無機質

気づくとあのコはオブジェに変貌 
飛び散る脳漿再生映像
サイレンピーポー ニュースになる妄想
求愛後悔 交錯しながら解体
風呂場はまるで冷たい熱帯


ショータイム!
仮面かぶって 笑顔まとって
肩寄せ合って 愛を語って 
あの娘はあの夜 
知らねえ誰かと交わった

Candy Apple Redのギターで殴打
折れたネックがやたらとパンクで
No future No future 
No future for You

祈りは平和 Forever
でもゴールは Murder 敗訴の Paper
首吊り ギロチン 毒薬 電気椅子
大衆は大興奮

踊り狂うピエロ 廻り堕ちるピエロ
嘲笑さそう 無様なステップ
号泣隠し 舞台でスマイル
ヘイトの中で必死に踊る
ダンス!ダンス!ダンス!ダンス!

廻り堕ちるピエロ 廻り堕ちるピエロ
No future No future No future 
首吊り ギロチン 毒薬 電気椅子
観衆の大歓声
I know no future  でも
ダンス!ダンス!ダンス!ダンス!

結果、そうでもなかったんだなあ

いま自分でまとめてみて思ったことはこんな感じだ。

・思った以上に韻を無視してる箇所が多かった
・とくに後半の燃え尽き方が顕著である
・リスナーがどんな感情になるのかよくわからない
・よくサラリーマンやれてるな

まあ細かいことを気にしないのがロックな男ということで今日はおやすみなさい。

 

linkco.re