この丸メガネはミュージシャンなの?

音楽ブログを早々に諦め、ゆるめのサブカルブログへ男は舵をきった

きったない私は美しい音楽を作りました

ノートの落書き

最近の僕はこんな感じです

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気づけば3ヶ月もブログを更新していなかった。
更新が亀野郎ペースなのは以前からだが、ここまで期間があいてしまったのは初めてだ。
この間何をしてたかというと、本当にろくでもないアングラな仕事に手を染めたり、突然右目だけ悪くなったり、あげく開運熊手を探す旅に出たりと、一言でいえば人間らしく生きていた

で、そのあれやこれやの中でごそごそと音楽アルバムも作っていた。汚れゆく我が身に対する反動のような、なんとも美しいインストゥルメンタルのアルバムである。

 

 

常日頃パンク精神溢れるメガネであれと心がけているが、こう落書き的にピロピロ楽器をいじっていると、たまになんじゃこりゃという繊細な曲が生まれることがある。
そういった予期せぬ曲たちは「本当に私の子なのかしら」と戸惑いながら静かにパソコンの中に眠らせているのだが、衝動的にこれらを完成まで持っていこうと決意した。
これも私だと開きなおったのだ。

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場所は自宅で予算は0円。MV制作はできるだろうか。

自作MVの画面

狂気の沙汰の末……
  • MVを自作しようと企んだ
  • そして自室でのMV制作が始まった
  • 動画制作に使ったおすすめ編集ツール
  • 今回のMV動画制作の手順
    • まずは素材動画を撮影
    • 動画内で使う演出用の画像を用意する
    • 素材の準備が完了したらいよいよ動画編集作業
    • 利用した動画編集ツールそれぞれの特徴
      • ●iMovieiPhone、iPadMacなどApple社製品にもれなく入っているビギナー用動画編集ツール
      • ●canva最近知名度と利用者数を爆上げしているブラウザ利用の動画・画像編集サービス
      • ●InShot長きにわたり地味に人気を誇る動画編集用スマホプリ
    • 動画編集のフロー
  • 完成したMVがtunecoreの審査に通った。配信開始。

MVを自作しようと企んだ

友人のYが一緒にYouTubeをやろうぜと突然言い出した。

聞けば、グルメと買い物とちょっぴりエロスな男の休日をコンテンツにするという擦り倒された企画に目を輝かせている。

撮影係ならやるよと返事をすると「いや俺が撮影する。プレイヤーと編集は任せた」とエゴ野郎ならではのアンサーがLINE通知にピコンと出てきて、おれはスマホを投げ捨てた。

お互いが譲らずこのまま泡と消えるだろうが、まあとにかくその話をきっかけに初めて部屋の中でiPhoneのビデオを作動させてみた。
今さらだがあまりの画質の良さに驚いた。そういえば今はスマホで映画を撮る時代だった。

ちょうどその頃おれはコロナにかかってからの回復期で、元気はあるが外には出られないという時間とエネルギーを持て余した状態だった。

iPhoneの画質を見て、おれは思った。
「やり方によっては自室でMVくらい自作できるのではないか」と。
そしておれは試しにやってみることにした。

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妙に人気なレトロヘッドホン「アシダ音響ST-90-05」レビュー

アシダ音響ST-90-05

  • 不思議と人気なヘッドホン「ST-90-05」を買ってしまった。
  • アップグレード版のST-90-07を選ばなかった理由
  • アシダ音響「ST-90-05」レビュー
    • アシダ音響株式会社(ASHIDAVOX)とは
    • ST-90-05のデザイン
    • ST-90-05のつけ心地・重さ
    • そして肝心の音は、、モコッ!
  • ST-90-05はヒップホップ専用ヘッドホンといってもいい
  • 結論、ST-90-05は価格と作りを加味すると素晴らしいヘッドホンである

不思議と人気なヘッドホン「ST-90-05」を買ってしまった。

かれこれ一年以上も気になっていたアシダ音響のヘッドホン「ST-90-05」を買った。

初めて存在を知ったとき、まずこいつのルックスにおれの心は射抜かれた。
おじいちゃんの遺品整理で見つけたような、平成を超えて昭和といっていい超絶レトロで無機質なデザインにやられたのだ。

で、なんじゃこりゃと品名を検索してレビューを読んでみると、これがまたどえらい高評価なのだ。
メーカーはアシダ音響という創業80年の超老舗メーカー。おまけに価格はまさかの6000円台。予想以上に安すぎる。

このミステリアスなヘッドホンは一気におれの物欲を刺激した。
しかしヘッドホン、イヤホンは合わせて5台くらい所持していて、必要かと聞かれたら余裕で必要ない状態だ。
それにBluetoothの便利さに慣れきったおれが、有線ヘッドホンを買ったところで使うだろうかという懸念もある。

とはいえ気になる、、と迷っているうちに、なぜかこのヘッドホンは徐々に人気を上げていき、気づいたときには品薄で販売停止となっていた。

ジャックパーセルに続きまたこれだ。
人は因果なもので、買えなくなると以前の100倍欲しくなる。
おれは再販されたら即ポチろうと決意した。

で、ようやくその時がきて無事購入したってわけだ。

先に先輩ユーザーの商品レビューを読んでいて概ね特性は理解していたが、それでも予想以上にクセの強いヘッドホンだと感じたので、おれも正直レビューをしてみよう。

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私がユニクロのジーンズをおすすめするその理由のすべて

色落ちしたユニクロデニム

やるなユニクロ
  • 最高な色落ちをした極上ジーンズを発見してしまった
  • 謎デニムの正体はユニクロのレギュラーフィットジーンズだった
  • ユニクロジーンズが高評価の理由
    • 超老舗ファクトリー・カイハラ製のデニム生地
    • セルビッジデニムの大量生産
    • 人気の秘密・最強のストレッチデニムの開発
  • まさに神デニム。おすすめはストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ
  • 改めてユニクロって文化だなあ
  • 最後にユニクロジーンズを色落ちさせた方法

最高な色落ちをした極上ジーンズを発見してしまった

お盆休みに実家へ帰省するのは毎年のことだ。
すぐさまやることがなくなるのも毎年のことだ。

そして今年も即座にやることがなくなり、おれはクローゼットを漁った。

過去の夏フェスのTシャツや何年も着ていないジャケットやコート、普段記憶から消えているその服たちを見ると、忘れていた様々な思い出が色鮮やかに甦る

そう、服とはその時代の自分を現す自己表現の手段であり、そしてその時に自分がもっとも間近で見ていた景色そのものでもあるのだ。

と、ヒグラシの声を聞きながら詩人化していた汗だくメガネの手元に、一着のデニムジーンズが現れた。

それがこれだ。

履き込まれたユニクロのジーンズ

このエイジング、かっこよすぎやしねえか、、

えぐい掘り出し物がきた! とおれは驚き色めきだった。

適度に濃紺を残しながらガッツリとアタリとヒゲ、パッカリングがついた、激渋ヴィンテージデニムさながらの迫力ある佇まい。

左足に顕著なおれ特有のヒゲの形、コインポケットに残るジッポーの跡、小さく破けたひざの穴。ヴィンテージ加工ではなく、間違いなく生活の中でリジットから育成したジーンズである。

とにかく、めちゃくちゃかっこいいではないか。

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