この丸メガネはミュージシャンなの?

音楽ブログを早々に諦め、ゆるめのサブカルブログへ男は舵をきった

トリックしなくても許されるスケボー、その名はペニー

今週のお題「好きなスポーツ」

ペニーのスケボー

コンビニ行くだけでも楽しめる

もう合計で何個とったかわからないくらいのメダルラッシュに沸いた東京オリンピック
一時は開催を危ぶまれた、というか危ぶまれたまま強行されたいわくつきのオリンピックだったが、感動だけはしっかり与えてくれた。

このあたり、やはりスポーツは強い。
フィクションでは作れない本物のドラマがある。

おれは生粋の文化系丸メガネだが、オリンピックやW杯、夏の甲子園などスポーツの大イベントが好きで、開催の度に"知ったかメガネ野郎"と化すという、メガネにありがちな悪癖を持っている。

まあそれはいいとして、今回のオリンピックをきっかけに爆発的に国内の競技人口を増やすであろうスポーツが、今回のテーマスケートボードだ。

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伝説の文学賞「YahooJapan文学賞」へ挑戦したあの日

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

小説サイゴー君

 

はてなインターネット文学賞」というワードと「記憶に残っている、あの日」というワードで、心の奥に封印していた記憶がとつぜん甦った。

それは、10数年前にあった「YahooJapan文学賞にまつわる記憶だ。
YahooJapan文学賞とは、あのヤフー株式会社があの小学館と組んで、かつて大々的に開催していた文学賞である。
10数年前、おれはその賞に応募した。
挑戦したのは2007年に開催された第二回だ。今調べたから間違いない。

10数年前のあの時、おれは若かった。若いゆえにこじれてもいた。
働かなくても許されるぎりぎりの年齢を盾に、明るい引きこもりという斬新なジャンルの生き方をしていて、とにかく時間とエネルギーを持て余していた。

で、さすがにやばいなと自覚症状もでてきた中で、その怠惰な状況を劇的に変えるきっかけになればと思い、YahooJapan文学賞への応募に至ったのだ。

よし社会に出て働こう。とはならないあたりが実におれだ。

YahooJapan文学賞を選んだ理由

数ある文学賞の中で、なぜYahooJapan文学賞(以下ヤフー文学賞)に応募しようと思ったのか、その主な理由は3つある。

1. 対象が短編小説だった

まず対象が短編小説であったことだ。
これはおれみたいな一度も小説を書いたことのないビギナー作家にとってすごく重要だ。
完成させるにあたり気合と根性が長編ほど必要ない上に、つたないテクニックのメッキが剥がれる前に逃げ切れる可能性が高いからだ。

2. 2作品が受賞する

ヤフー文学賞の受賞作は、別々の選考方式で2作品が選ばれる。
他の文学賞ではなかなかないシステムで、読者からの投票で選ばれる賞と、審査員が選ぶ賞との2作品が受賞となるのだ。

検索エンジンの権威として一般ユーザーへの強い訴求力を活かしつつ、文学賞としての権威も実現したい思惑がうかがえる、実に欲ばりさんの構成だ。
まだ自分の作風さえわかっていないおれにとって、これはプラスだった。
ヤフー文学賞には相当な数の応募が見込まれるが、それでも別々の視点から賞が2作選ばれることは、どんなボールを投げてもどちらかがキャッチしてくれるのではという安心感がある。

ちなみに第二回目の選考員は、芥川賞作家である阿部和重氏だった。
おれは阿部氏の作品を未読だったが、そのどこか醒めた鋭い眼光の写真から「クセがすごそうだな」と思ったのを覚えている。
第一回目の審査員だった石田衣良氏と比べ、一筋縄ではいかないチョイスをしてくるタイプに思えた。
あくまで顔写真からの印象である。

3. Yahooのトップページで大々的に宣伝される

で、最後の理由は、できたばかりの文学賞とは思えないスポットライトのまばゆい輝きだ。

ヤフーが主催しているので当然ではあるが、賞の最終選考ともなるとヤフーのトップページに投票用特設サイトのリンクが貼られ、投票期間中は連日ヤフー上でPRされる。
もちろん受賞作が決まった際には、ヤフーニュースにその名が踊る。
これはすごい。
テレビを凌ぐ巨大媒体で、芥川賞直木賞と同列に扱われるのだ。
第一回目を受賞した若い女性も、インタビューを受けたり新聞で取りあげられたりと素敵なことになっていた。

以上の理由から、おれはヤフー文学賞を狙うことにした。

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GEISHA GIRLSのラップとミクスチャーロックの名曲をマッシュアップ

水曜日のダウンタウン風ジャケット

水曜日のダウンタウン風の無駄に凝ったジャケ写

GEISHA GIRLSマッシュアップ曲を作った

マッシュアップ曲を初めて作ってみた。
で、制作過程でテンションが上がってしまい曲を作るだけでは飽き足らず、動画用のジャケット画像まで作った。

今回作ったのは大好きなダウンタウンが90年代にやってたユニット「芸者ガールズ」の名曲「Kick & Loud」と、大好きなアメリカのミクスチャーバンド「Rage Against the Machine」の代表曲「ゲリラ・ラジオ」をミックスした曲だ。

曲名は安易にゲイシャラジオ」にした。なんか妙にかっこよく仕上がった。
おれは早速YouTubeにアップした。

ゲイシャ★ラジオ】

youtu.be


もちろん著作権うんぬんの関係から、この音源での収益化はできないし正式なリリースもできない。
だが求めていたのは、意外性とかっこよさオンリーなので問題ない。

ちなみに、なんでこのゲリラ・ラジオをベース曲に選んだのかと言うと、単純にラップに合わせやすく、かっこいいからというのが一点。

もう一点は、水曜日のダウンタウンを観ながら曲を作ったからだ。

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ついに連載再開。頼むからザ・ファブルは4巻まで読んでくれ

今週のお題「一気読みした漫画」

 

ザ・ファブルと岡田くん

2度目の映画化もされ実にタイムリーな話題作

ザ・ファブルの魅力について書きます

岡田くん主演の実写映画の第二弾が封切られ、さらに連載再開のニュースもあり、今一番タイムリーな話題の漫画『ザ・ファブル』について語ろう。

ちなみにおれは原作主義だが、とはいえ映画の出来をどうこう言うことはない。
岡田くんが好きだからだ。

ザ・ファブルはけっこう厄介で、一見おもしろさを伝えやすそうに見えて、実はめっちゃ難しい系のやつだ。
喫煙所で人にファブルを勧めようとしたものの、全然うまく伝えられず、むおーむおーと、もどかしさの声をあげた人も多いだろう。

おれももちろん、もどかしさで身をよじった経験がある。
なので、今回もうまく魅力を説明できる自信はまったくない。
が、うまく説明できなくても失うものはないので、果敢に説明しようと思う。

ちなみに例によって、ネタバレはほぼしないと思います。ネタバレに費やすほどのやる気がないのと、そもそもネタバレさせる意味があまりないマンガだからだ。

ザ・ファブルのあらすじ

あ裏社会で寓話同様に都市伝説化している天才的な暗殺者・ファブル。
ボスから、殺し屋を休業し大阪で一般人として1年間だけ普通の生活を送るという指令を与えられ、同じ組織に属するパートナーの洋子と共に「普通の生活」を始めることとなる。
佐藤明という偽名を使い、洋子と兄妹として大阪に住みはじめ、平和な日常を楽しむふたりだが、いつしか次々とトラブルが舞い込んでくるようになり……

とまあ、こんな感じのストーリーだ。

ほら、まずここから食いつきが悪い。上のあらすじを見て、そこそこ色々なマンガや映画を経験してきた大人はこう思うはずだ。
ありがちだねと。

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