8月31日に焦るなんていつ以来だろう
2022年の8月31日がきた。
最悪だ、というほどでないがそこそこ悪だ。
年始に誓った目標の中でも、優先度的に中の下くらいにあった
「月1回はブログを更新する」
という目標がとうとう途切れそうなのである。
書くべきことなんて特にないし、書きたいテーマをがっつり書くにはちょっと疲れすぎている。
とはいえ、優先度が中の下だろうが自分に誓った目標を裏切りたくない。
上の上から中の中くらいまで見事に裏切っているから、中の下くらいしっかり達成しておきたいじゃないか。
たぶんそれは大事なことだ。
そんなことを考えながら適度にライトなテーマを探したりしたが見つからない。
気づくと私は、無意識に下の絵を描いていた。
白い奇跡ミドリマキバオー
マキバオーだ。
疲れた脳が暴徒化して生んだマキバオーだ。
突然に私はアンディ・ウォーホルの名言を思いだした。
「僕のことを知りたければ絵の表だけを見てくれ。裏側には何もない」
そう、このマキバオーはその言葉を、ある意味でまさに体現していた。
これが私だ。
酸いも甘いも経験をし、様々なものを目にして、大人の階段をのぼった末の私の偽らざる姿だ。もちろん裏側には何の思想もメッセージも隠れていない。
この絵を見て、私は覚悟を決めた。
もうテーマは不要だ。
思想は不要だ。
論理的な思考は不要だ。
幸福の概念は不要だ。
生きる、その一点において意義も意味も不要だ。
人間という名の動物ごときがおこがましい。
マキバオーは私に向かってそう叫んでいた。
走れ、走れ、ただとにかく走るのだ。
たぶんそれが大事なことさ--と。
それではおやすみなさい。