依存症のすごさを意外な状況で知る
新型コロナのまっただ中、それでもパチンコに興じてしまうギャンブル依存が話題になった。
ウイルスの感染拡大を防ぐ目的で休業要請をだしたにもかかわらず、営業を続けているパチンコ屋があり、それを大阪府が店名公開した。
そしたら「あそこ開いてるやん」みたいに、パチンコ難民が押し寄せ長蛇の列を作り、むしろ宣伝効果となったような皮肉な事態となってしまった。
壮大なボケかな。
と思うくらい、大阪っぽいコント状態となっていた。
新型コロナで、これだけのリスクがあってもパチンコに向かってしまう。
もはや理性がブレーキをかけられない欲望なのだ。
そう改めて思う。
Yahooニュースのコメント欄で何度も目にした言葉。
ギャンブル依存症、パチンコ依存症。
おれは結構アンダーグラウンドな過酷な環境で生きてきたが、それでもパチンコ、というかギャンブルに手を染めたことはほぼなく、幸運にもギャンブル依存にならずに済んだ。
周囲の知人にはパチンコ好きや競馬好きが多く、誘われることも多々あったのだが、外出るのが面倒くせえ、ルール覚えるのが面倒くせえ、という鋼鉄の面倒くせえメンタルのおかげで難を逃れてきた。
正直、性格的には色々と依存しやすいタイプだという自覚はあるから、あとは本当に触れる機会だけだったと思うと、自分の面倒くささに感謝しかない。
私はコーラを始めとする黒い飲み物依存症。
で、今回のパチンコ騒動を機に、自分がなにに依存しているか考えてみた。
もちろん非合法なことは言えないから、合法的に言える範囲で考えてみた。
うん、タバコ(アイコス)、コーラ、コーヒーだ。
タバコはやめようと考えているとこ(約2年間検討中)だから、とりあえず置いておいて、コーラとコーヒーだ。
最近、気づいたのだが、おれは食物以外での水分をほぼコーラとコーヒーで摂取している。
もう余裕で水よりコーラとコーヒーを多く飲んでいる。
というか、水を水として飲むことは、週に1度あるかないかだ。
朝、おはようのブラック缶コーヒー
昼、冷たいの飲みたいでペプシ・コーラ
昼、ペプシがぬるくなってきたから次はコカ・コーラ
昼、眠くなってきたからセブンでブラックコーヒー
夜、今日もがんばったからご褒美コカ・コーラ
寝る前、おやすみのペプシ・コーラ
ほぼ毎日こんな感じで、水分補給をしている。
子供のときに憧れた子供っぽい食生活を送るには、大人として社会で労働しなくてはならない。
そんなことを噛み締めながら飲むコーラは実にうまい。
ちなみに利きコーラには絶対の自信があり、これはかつてパーティーで場を沸かせたおれの特技である。
ラスト5つ目の紙コップに入った「ペプゥシ ジャパーン!(ペプシが日本のコーラ好きのために開発したというコーラ感強め、後味スッキリのコーラ)」の名称を、郷ひろみ的に高らかに叫んだ時のみんなの歓声は、まだ鼓膜に残っているぜ。
こんなにコーラとコーヒーを飲んでいたら、肌が黒くなるのでは?
ただこれだけ黒いものを飲んでいると、肌が黒くなるんじゃないかと思うときもある。
黒くなろうが緑になろうが、大して気にならない妙にタフな性格だけど、それでもただだシンプルに不思議に思うことはある。
コーラとコーヒーの黒い成分は、体内のどこにいってるのよ? と。
で、ついさっき調べたとこによると、これは黒くならないよ、つーかなるかバカ。が定説なようではるが、しかしなる要素もある。という実に微妙なものだった。
どういうことかというと、コーラとコーヒーの黒い成分は肌の色に影響しないんだけど、これらの飲料に含まれるカフェインにはメラニンを拡散させ色素沈着させる働きがあるとのことである。
要するに、コーラとコーヒーを飲んでも直接的に黒くなることはないが、大量に飲んだ状態で紫外線にあたると、ふつう以上に黒くなりやすいということだ。
あと上記とはずれるが、海外ではこんがり日焼けするのにコーラを肌に塗るブームもあったとのことだ。
これはまあ、コーラのカラメル色素を肌に塗って、日光との相乗効果で茶色く見せるという荒技である。
蟻からめっちゃモテそうなテクニックだ。
新型コロナが収まり、平和な夏が戻ってきたら、ぜひともチャレンジしてみてください。
完全に自己責任でお願いします。