この丸メガネはミュージシャンなの?

音楽ブログを早々に諦め、ゆるめのサブカルブログへ男は舵をきった

おれのバンクシーがシュレッダーにかけられた日

今週のお題「ホーム画面」

バンクシーの壁紙

私のホーム画面はガスマスク

ホーム画面のバンクシー

スマホホーム画面の背景はもう何年も変わっていない。
もう何年もずーっとガスマスクを着けたカップルの絵だ。

病める時も健やかなる時もいかがわしいコンテンツを検索する時も、おれのホーム画面はいつだってガスマスクだった。

最初に見たときに「うおー!」と衝撃を受けた絵で、今でも好きだからこそこの画像を設定し続けている。
ただ好きではあるのだが、この作品に対する思いはここ数年でなにげに複雑に変化もしている。

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デニムへの異常な愛情。または私は如何にして不満を止めてジージャンを育てるようになったか

色落ちしたA.P.C.のジージャン

  • ジージャン(デニムジャケット)は扱いづらいからこそ愛おしい
  • ジージャンの弱点:コーデが難しいところの解決法
  • ジージャンの弱点:中途半端な防寒性の解決法
  • ジージャンの弱点:デニムなのに育ちづらいところの解決法
    • ジージャンの育て方【1】とにかく着たら脱がない
    • ジージャンの育て方【2】洗濯時は乾燥機に頼ろう
    • ジージャンの育て方【3】できたら生デニム(リジッドデニム)の状態で買おう
    • ジージャンの育て方【4】あとはこの記事で

ジージャン(デニムジャケット)は扱いづらいからこそ愛おしい

ジーンズも好きだが、ジージャンも好きだ。

ただジージャンは意外と敬遠されがちなハードル高めのアイテムでもある。
その理由はすごくわかる。

・なにげに主張が強くコーデが難しいところ。
・暖かい日に着ると暑すぎて、涼しい日に着ると寒すぎるという中途半端な機能性によるところ。
・デニム素材でありながら育ちづらいというエイジング好き泣かせなところ。
とまあ、わりと致命的な弱点をいくつか持っている。

ジーンズの万能性と比べると、同じデニム素材で作られているとは思えないほどの弱点だらけの服だ。

ただ覚悟を決めて一度つきあいだすと、上記の欠点はすべてジージャンへの愛に変わる。歪んだ愛ほど強いのは人の性だ。

今回はメンヘラデニム野郎である私の、ジージャンとの良い付きあい方のお話です。

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この上なく考えさせられるアルバムジャケットなのか

今週のお題「買いそろえたもの」

飾られたカニエのDONDAのジャケット

僕の中で物議をかもすアートワーク

カニエ・ウェストの新作Dondaを特典付きCDで購入したがしかし

Amazonで注文していたKanye Westカニエ・ウェスト※今は正式名称イェか…)の最新アルバム『Donda』のCDが届いた。

すでにストリーミングで発表され天文学的なヒットになっている作品であり、もう全曲聴いているので、「とうとう聴ける」というワクワク感は全然ない。
けどフェイバリットのアーティストの音源は物として所有したいという欲に今回も負けた。

ちなみにAmazonでこのCDを買うと「メガジャケ」という特典がある。
これは普通のCDサイズのジャケットでなく、LPレコードサイズ(よりはやや小さいが)に拡大したジャケットアートを一緒につけますよという企画だ。

これはすごく良い特典だと思う。90年代以降の名盤すべてに今からでも付けてほしい特典だ。
ジャケットのアートワークは、それ自体が独立した作品だ。

ストリーミングで聴いている音源をCDで購入するときに頭に浮かぶ「無駄」という二文字の後ろに「なんかじゃないよ。 みつを」をつけてくれるくらいの、救いというか購買意欲をもたらす素敵な特典である。

で、今回のDondaはメガジャケ特典付き、要するにカニエ・ウェスト feat. みつを状態だったのでおれはAmazonで即予約をした。

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僕のトラベラーズノートは旅に出ない

今週のお題「手帳」

きれいなままのトラベラーズノート

外界を知らないトラベラーズノート

手帳選びはただただおもしろい

実は私、かなりの文具フリークである。

ボールペン、万年筆、ノート等、歴史ある定番品から最新の機能文具まで、Amazonや文房具屋で眺めているだけで二時間は余裕で過ごせる。
伊東屋 池袋店でうろうろしている不審な丸メガネがいたら、結構いい率でそれはおれだと思う。

中でも手帳選びはおもしろい。
冬になり、書店や文房具店に翌年の手帳が平積みになり始めるとすごくワクワクする。
なんていうか、新しい西暦の書かれた新しい手帳の表紙を見ているだけで、新しい一年への夢と期待が広がるようでたまらない気分になる。

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